コスタリカについて|スペシャルティコーヒーの産地

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コスタリカについて

スペシャルティコーヒーの産地・コスタリカ。 名前は聞いたことがあっても、どこにあるのかは...という方も多いのではないのでしょうか。 素晴らしいスペシャルティコーヒーを生産するコスタリカについてお伝えします。

農園のようす

コスタリカ:基本情報

国名

コスタリカ共和国(Costa Rica)

首都

サン・ホセ

人口

395万6,507人

公用語

スペイン語

面積

51,100平方km
うち、コーヒーの樹林面積は○○平方Km(国土の○○%)

地図

costarica_map.gif

コスタリカでのコーヒー栽培

■コスタリカのコーヒー栽培概略
コスタリカでのコーヒー栽培は、近代から始まりました。
最初のコーヒー豆は、キューバから、1729年に持ち込まれました。以後、コスタリカではコーヒー栽培が広がっていきます。

現代になり、1962年には、国立コーヒー協会が商業法令27662号を制定し、 9万ヘクタールのコーヒー園が国中に広がっていきました。

1970年に技術革命が起こり、コーヒー栽培を完全に変革しました。
シェードツリーの減少、農業用科学物質の投入、そして生産効率の高い新品種が導入されました。
1950年から1960年の10年間は、ヘクタールあたり565kgの収穫でしたが1995年は1462kgほどの収穫になりました。
収穫量の多さは実は生産工程での精選で高品質コーヒーを選り分けることを可能としたのです。

現在では、8万件ものコーヒー栽培農家がコスタリカに存在しています。そして、このうち、90% は中小農園、零細農家です。

コスタリカで栽培されるコーヒーは、 100%アラビカ豆です。そのうち、95%がカトゥアイ種とカトゥーラ種です。 高品質のコーヒー生産を維持するため、国内でのロブスタ種の栽培は禁止されています。

コスタリカでは、高品質のコーヒー生産だけではなく、コーヒー生産にともなう環境破壊を最小限にとどめるための活動や、中小農園が多く社会的に弱い立場にある農家の人々の生活を保障するべく、社会保障基準に常に配慮しています。コーヒー生産国として、コスタリカでは国内でも生産体制を整えています。

現在、国内のコーヒー生産高のうち、70% が標高1,000m以上の高地で栽培されています。


■コスタリカのコーヒーの生産量
総輸出高: 140万袋(x60 kg) 
このうち、50% が、スペシャリティ・コーヒー市場へ輸出されます。
新たに、マイクロ・ミルも注目され、すでに75以上あります。

コーヒーの世界総生産量は1億1500万袋から1億2000万袋(1袋:60Kg)といわれています。
45~50ヵ国 で生産され、2500件ものコーヒー生産者が世界中に存在します。

そのうち、コスタリカが占めるコーヒー生産量は1.82%で、現在世界で13番目の生産国です。
(出典: エスプレッソ・コーヒー社: 品質の科学)

コスタリカのコーヒー・7つの生産地

コスタリカでは、主に以下の7つの地方でそれぞれ異なるコーヒーが育てられています。
コスタリカ国内だけで、7種類の風味のコーヒーが生産されているのです。
主要な生産地はタラスです。

■コスタリカの主要生産地

  • タラス
  • トレスリオス
  • セントラルバレー
  • オロシ
  • ウェストバレー
  • ブルンカ
  • トゥリアルバ

これらの地域に存在する、約8万件の生産者の内訳は、

5ヘクタール未満の生産者

全体の92%

5~20ヘクタールの生産者

全体の6%

20ヘクタール以上の生産者

全体の2%


となっています。
5ヘクタール未満の小規模の農園が多いことからもコスタリカのコーヒーがすばらしいということがわかります。
小さい農園ほど栽培に気を使うことができ、安定したコーヒーを生産できます。
(もちろん大規模農園でもすばらしいコーヒーは存在します)

コスタリカでのコーヒー栽培の特徴

コスタリカでは、コーヒーは種から厳選して苗を育て始めます。
そして大自然の中の農園で苗は育てられ、やがて実ったチェリー(コーヒーの実)を手摘みで収穫します。
成熟した豆を 計量し、精製場(ミル)に運び計量します。
パルピングを行い、等級分けを行い、外皮を取り除きます。
外皮を取り除く方法は何種類もあります。コスタリカでは主に、自然発酵させることで、甘皮を取り除きます。これをアンウォッシュド方式といいます。
この方式で皮をとりのぞいた豆を、天日乾燥で乾かし、水分を飛ばしてやります。こうして、コーヒーチェリーはコーヒーの生豆となります。
乾燥の方法にも様々な種類があり、
・アメリカン・ヘッド方式
・パティオ
・ストレッチャー
などがあります。

精製された生豆は、倉庫に大事に保管されます。
それがやがて焙煎・ブレンドされ、お客さまに味わっていただくことになるのです。

CICAFE(国立コーヒー協会研究所)

CICAFEは、コスタリカの国立コーヒー協会研究所。
主な事業として、生産業者へのテクニカルサポートを行う。
国内で7支部に分かれたサポートセンターが、農家とミルをサポートする。
環境保全と社会基準、生産技術の向上をサポートすることを目的とする。

その特徴として、「環境保護への取り組み」を掲げている。
1992年8月、 国立コーヒー協会と、衛生省、水道局、電気省との間で、 コーヒー精製場における環境汚染防止のための相互協定が結ばれた。
その際、「6年の間に、すべてのコーヒー精製場における環境汚染度を、80%減少させる」ことを目標として掲げた。

■CICAFEの自然環境保護へのとりくみ
こうした取り組みの背景として、1992年以前のコーヒー生産による環境破壊が問題となっていたことが挙げられる。
コーヒー豆精製場における洗浄水の使用は、無制限であり、パルプ(外皮)の処分方法や、汚れた水の処理法などにも、基準が整備されていなかった。
周辺住民の健康への配慮も不十分であり、コーヒー生産が生活の一部としての配慮も不十分であり、早急な改善が望まれていた。

こうした状況を受けて、1992年以降、4段階のステップを踏んでコーヒー生産、環境改善のための対策が行われた。

I 洗浄用の水の使用量の制限 
II 廃棄物のろ過装置の取り付け
III タンク内沈殿式ろ過処理
IV ラグーン(湖)での処理

こうして、CICAFEは環境に配慮したコーヒー生産を整えたのである。

SCACR

コスタリカ・スペシャリティ・コーヒー協会(SCACR)。
公的機関として存在する国立コーヒー協会が、法規を用いて管理できるというユニークな業界体質を持つ。
その主な業務は、コーヒー生産に伴う生産者の社会的な安定、インフラ整備、種の種類、栽培条件の管理等である。
それらを通し、生産するコーヒーの品質の持続性、安定性を確保し、信頼できる原産地としてコスタリカの地位を高める目標を掲げる。

コスタリカのスペシャルティコーヒー

コスタリカのコーヒーは100%アラビカ種のみで栽培されたコーヒー豆です。
柑橘系のフレーバーが特徴で、豊かで上品な酸、濃厚なボディを持っています。標高が高く昼、夜の寒暖の差が大きいため、コーヒーチェリーが引き締まりすばらしいコーヒーを生み出します。


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